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橋本奈々未、卒業について

2017年2月20日をもって橋本奈々未さんが乃木坂46を卒業し、同時に芸能界を引退する。ミリオンヒットした楽曲のセンターに立ち、Cancanの最新号の表紙をソロで飾り、渋谷の街を自分のポスターだらけにした人が即引退である。ここ数年でも類に見ない華々しい芸能界引退劇ではないでしょうか。

 

正直に言うと、自分は最後まで橋本さんには完全には乗り切れませんでした。というのも美貌ぞろいな乃木坂46の中でも圧倒的な美しさを誇り、ポジションは常にフロント・または福神。そしてアイドルになった理由は弟の学費のため。どうやってもスキが見当たらない。

ななみんと呼ぶだなんておこがましい・・・ でも最後に1回だけ呼ばせて欲しい ななみん・・・

卒業を間近に控えた先日(2月13日)のブログで

世の中から私はすぐに過去になってなかったものになる!もうなりつつある!わたしはそれも望んでいる!

 

まるで中原中也を彷彿させるような退廃的な世界観。1番きれいな状態で人々の前から去っていくという美しさ。ブログのこの部分だけ読むと角が立つ可能性があるので全部読んでください

花束が部屋に溢れてる | 乃木坂46 橋本奈々未 公式ブログ

 

 

過去の隆盛を誇った女子アイドル達が卒業し、その後仕事のために過去の暴露をしていたり、スキャンダルで浮名を流すく場面をよく目にします。そんな姿を見るくらいならいっそのことスパッと目の前から消えてくれた方が幻想・思い出を冷凍保存できる。


もう1回、もう1回だけ 呼ばせてほしい ななみん・・・

 

彼女の最初で最後となったシングル「サヨナラの意味」。 「制服のマネキン」・「君の名は希望」・「きっかけ」と乃木坂の中でも特に楽曲が評価される曲を作曲してきた杉山勝彦氏が作った曲で今回も勿論素晴らしい楽曲であるのだが歌詞があまりにも心をエグってくる

・サヨナラに強くなれ
 この出会いに意味がある
 悲しみの先に続く僕達の未来
 はじまりはいつだって
 そう 何かが終わること

 

・サヨナラを振り向くな
 追いかけてもしょうがない
 思い出は今いる場所に置いて行こうよ
 終わること ためらって
 人は皆立ち止まるけど
 僕達は抱き合ってた腕を離して
 もっと強くなる

 

・サヨナラは通過点
 これからだって何度もある
 後ろ手でピースしながら
 歩き出せるだろう
 君らしく

 

 

 

最後までかっこよくというその姿勢、頭では分かってはいるが、ここまでストレートに言われると・・・ という感じである。
街中で流れるBGMとしては余りにも重すぎる・・・ 街を走って逃げたくなったことは数えきれない。いまだにサヨナラの意味が分からない・・・


そして橋本さんのソロ曲「ないものねだり」

もう十分でしょう
私ないものねだりしたくない

何かを失うなら
そこまでして欲しいものは1つもない
いま持っているすべてが
私のすべてでいい

 

乃木坂46 橋本奈々未 『ないものねだり』 - YouTube

 


MVで最後パンダに乗りながらどこかへ消えていく。コスモワールドで撮影するだなんでオタクたちは横浜での握手会の時にどんな顔であそこを歩けばいいんだ。

例えば寒い冬に旭川に旅に出たとする(馬鹿か)、その旅先でたまたま入った薄暗い喫茶店。そこのカウンターの隅に座る1人の女性・・・

 

そんな感じで橋本さんにはこの世界の片隅で生きていってほしい そしてお疲れさまでした。今はそんな気分です